開発虎ノ門コンサルタントの歩み

[1953〜]

舗装マネジメントシステム開発(PMS)

2002年(H14)

市町村等の地方自治体を中心に管理する道路舗装について、事後保全的管理から予防保全的管理への転換を目的として、舗装マネジメントシステムを開発した。舗装の維持管理において直轄国道で広く採用されている劣化予測式の問題・課題を明らかにした上で、交通量区分別,補修工法別などの劣化過程を解析し道路事情に適した劣化予測式の提案と、現在の舗装の維持修繕を判断する際に用いるMCIで不足する要素を補い、コストパフォーマンスの優れた修繕判断指標を提供するものである。
その経験を活かし地方自治体には道路網の補修投資パターンと供用状態をシミュレーションして、効果的な費用配分などを提案した。また、高速道路網においても舗装補修計画立案のためのシステム構築を行った。