開発虎ノ門コンサルタントの歩み

[1953〜]

東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)

2011年(H23) 東日本

平成23年3月11日14時46分に発生した牡鹿半島の東南東約130km付近(三陸沖)の深さ約24kmを震源とする「東北地方太平洋沖地震(マグニチュード9.0)」は、太平洋プレートと北アメリカプレートの境界域(日本海溝付近)における海溝型地震で、震源域は岩手県沖から茨城県沖にかけての幅約200km、長さ約500kmの広範囲に亘った。大正12年の大正関東地震や昭和8年の昭和三陸地震を上回る日本観測史上最大である。東日本太平洋側では地震による道路法面の崩壊、橋梁や家屋等の倒壊・破損、液状化が広範囲で発生した。沿岸地域では大津波により甚大な被害が発生した。
我が社は、直接大規模被災地の東北3県での活動は少ないが、北関東自動車道、東関東自動車道、東水戸道路で発生した路面の段差等の復旧設計を(株)ネクスコ東日本エンジニアリングから緊急要請され実施し、また、被災地でもある茨城県や千葉県において道路・橋梁・下水道等の点検や補修設計を実施した。