【橋梁計画のコンセプト】
サンマリンブリッジは、浜名湖競艇企業団からプロポーザル提案にて受注した業務です。
本橋梁は、主桁間下の水路に橋脚を設けず、漕艇等の利用に支障を与えない形式とするため、2径間の連続橋梁で斜張橋の構造として計画し、長径間と短径間を有する非対称橋梁としました。また、橋梁デザインには、当時の静岡県新居町の(A)、舞阪町の(M)及び雄踏町の(Y)の3町のそれぞれのアルファベットが隠されています。
結果、主塔は、景観を考慮して、曲線を用いた形状とし、PRC構造とするなど、時代の先端技術を多用しました。近くに航空自衛隊の浜松基地があり、航空管制面での主塔高さの制約から、斜張ケーブルの吊り点を前方に出す傾斜主塔としました。
【橋梁の特長】


■ 構造的特長
本橋は、2径間連続非対称複合PC斜張橋で、支間長の長い長径間側に軽量な鋼桁を配置し、短径間側をカウンターウェイトとして、PC箱桁としました。
鋼桁部とPC桁部の接合部は、構造一体化のため、中詰めコンクリート後面プレート方式を採用しました。
主塔は、景観を考慮してA型塔とし、また、斜張ケーブルは2面吊り構造とし、工場製作のプレファブワイヤーを採用し白色塗装を施しました。
■ 支間割り
145.0m+55.0m
■ 主塔高さ
61.0m
■ 完成年
1996年(平成8年)
■ 発注者
浜名湖競艇企業団
■ 外部発表履歴及び受賞歴
「橋梁」(1996.2)
「橋梁と基礎」(1996.10)
「プレストレストコンクリート技術協会賞(作品部門)」受賞(1996年(平成8年))他

