【橋梁計画のコンセプト】
北総地域から茨城県南部一帯は、昭和35年に水郷筑波国定公園の指定を受けています。
その南の玄関口にあたる香取市にあって、古くから水郷随一の名勝として、また定番の水郷観光スポットとして知られる加藤洲十二橋は、利根川と常陸利根川に挟まれた広大な水田地帯の一角に計画されました。
この辺りは、かつて家と家、あるいは田んぼの間を縦横に張り巡らされた水路(江間・えんま)をつたって舟で行き来しました。中でも加藤洲の水路は、家と家を結ぶ一枚板の簡単な橋が12架かっていたので十二橋と呼ばれました。
当時、12橋の内、「思案橋」、「黄門橋」、「藤見の橋」、「金宝樹の橋」及び「水仙橋」の架け替え設計を行いました。
【橋梁の特長】
■ 構造的特長
本橋は、単径間3主木製主桁構造の歩道橋です。
水路での舟の行き来を考慮して、建築限界を定め、両サイドにはアバットを設けて、スロープ構造とし、スロープも景観を考慮して、主桁と同じ構造としています。
■ 支間割り
1.75m+6.9m+3.55m
■ 主桁断面構造
3主木製主桁構造
■ 完成年
2007年(平成19年)
■ 発注者
千葉県

