【橋梁計画のコンセプト】
大仁高架橋は、高規格幹線道路である国道136号バイパス伊豆中央道の大仁区間に設けられた全長1,929mの高架橋で、全て2方向の免震橋梁です。当時、2号橋、3号橋、4号橋及びA・Dランプ橋を設計しました。中でも、2号橋は、橋長L=725mの連続構造で、快適な走行性、振動・騒音の低減、維持管理の容易さを目的として29径間連続PC橋として計画されました。連続径間数では、今でも日本最多の径間数を誇っています。
また、本橋の架橋地点は、日本有数の地震多発地帯であり、近い将来、東海地震の発生確率が高いとされる伊豆半島に位置しています。このため、地震力の分散と地震応答の低減を図ることを目的に免震支承が用いられました。
本橋は、免震橋梁が多くなった昨今ではありますが、それらの先駆けとなった橋梁です。
【橋梁の特長】
■ 構造的特長
本橋の2号橋は、29径間連続PC中空床版橋です。
多径間連続構造により、支承には地震力の分散と地震応答の低減を図るため、2方向免震支承が採用されました。
免震支承は、鉛プラグ入り積層ゴム支承(LRB)です。
■ 支間割り
29@25.0m
■ 主桁構造
中空床版構造
■ 完成年
1991年(平成3年)
■ 発注者
静岡県
■ 外部発表履歴
「橋梁」(1995.6)
「コンクリート工学年次論文集」(2002.1)他

