21世紀に生まれてくる私たちの知らない子供達が、喜んでくれる仕事をしているのだろうか?この答えを見つけるには長い時を待たなければ判らないことでしょう。
だから、今は"きっと喜んでもらえる"と信じて仕事をしようと心がけています。
この「喜んでもらえる仕事」をするために、私たちの計画又は設計等でかかわるインフラ整備の仕事(河川関係、港湾施設、道路 ,鉄道,上下水道、電力送致施設など公共構築物等)の場でも、常に地球という星を意識し、この地球にとってどんな影響を与えているか、この地球と言う星にある国や故郷にあって問題が無いのか、その影響は大きいのだろうか、小さいのだろうか?さらに、身近なところでは仕事で携わったものが作られたとき周りの景色に溶け込み、遠い将来はそれらが自然であり、また存在感を認められるように見えるだろうか?後で邪魔な過去の遺産なんて言われないで使い易く、長く愛されるものになるだろうか?こんな思いを良くしています。
現実的な仕事の中では常にこんな事を念頭におきながら活動するエンジニア。こんなエンジニア集団が開発虎ノ門コンサルタントです。
過去の先人の時代、自然と対峙する事の多かった土木の仕事は今、我々の住む星の自然との融和を図る時となりました。
こんな今だからこそ、我々の仕事は「未来への贈り物」を創る仕事であると言う意識が必要ではないでしょうか。
このコンセプトを判りやすく具体的な話に戻せば、私達の仕事は多くの人々が使うもの、言い換えれば公共のものを作る事に関与しています。ですから長く使えて安いものを考えなくてはなりません。それは必要な機能を満たし、その上で、作り、使い、壊すまでの生涯費用いわゆるライフサイクルコストが安いことが望まれるのです。
でも機能とコスト一辺倒ではありません。もちろん自然との調和や自然への影響などを考える事は既に述べた通りです。何か新しいものを創造或いは構築する事は自然との調和をとる事が常に問題視され課題となることはご承知の通りでしょうが、また作る事によって新しい文化を創造、誘発できることにもなります。
例えば昔のお城のように当時の必要性から生まれた大きな公共物が観光の名所等になって、後世に地域の活性化や異文化の融合などから新たに別な地域文化を誘発しているなども伝え聞く事実であります。では現代に構築されたものが先の時代にどのような評価を受けるのか知る由もありませんが、我々のような意識を持てば、きっと喜ばれる仕事で有ろうと信じています。
私達の仕事は様々な多岐にわたる要素を融和しながら進めていかなければなりません。そこでは人間の英知とも言える科学技術を応用し、新しい技術知識を駆使する事によって、目の前の問題を解決しながら、安全でかつコストの安い公共物を提供することが必要です。ですから、私達は我が社のエンジニアリングコンセプトを仕事に生かし、日々の努力も惜しまず、社会に貢献していかなければならないと考えています。
話は少し変わりますが、私達のエンジニアスピリッツは会社の名前をローマ字で書いた時のヘッド字でこんな標語を作って掲示しています。
- 私達は地球にも優しく
- Kindness
- 周辺環境にも調和した
- Accordant
- 社会基盤整備に
- Infrastructure
- 心豊かに
- Heartful
- 先進的な
- Advance
- 技術を駆使して
- Technology
- 満足していただけるよう
- Satisfaction
- 限りない努力をいたします
- Unlimited