橋梁点検

橋梁点検車・高所作業者による橋梁点検

河川渡架部や高橋脚など地上からの接近が困難な箇所については、橋梁点検車と高所作業車を使用して近接目視による橋梁点検を実施した。

ファイバースコープによる橋梁点検

狭隘部で近接目視が困難な箇所(支承周辺・伸縮装置下面、斜材定着部内部等)は「ファイバースコープ」を使用し、損傷調査、点検および記録(撮影)を実施した。

赤外線サーモグラフィによる橋梁点検

損傷した床版内部に橋面より水が浸透し、滞水による影響により舗装表面に温度変化が現れる現象を調査した。
また、健全部と欠陥部とのコンクリート表面で現れる温度変化を感知し画像化することで、浮き・剥離箇所を特定し、第三者被害予防措置調査を実施した。

橋梁点検に赤外線サーモグラフィを用いることで、足場や重機等を用いて部材に接近する必要がなく、構造物を短時間に測定できる。
また、広範囲を調査することが可能であり、特に損傷レベルが高い箇所を安価に推定する技術として注目されている。