自社開発測定車によるIRI測定

これまで舗装の劣化状況の調査では、大型の路面性状測定車による測定を実施し、MCI(Maintenance ControlIndex)による評価手法が採用されている。
この手法は、我が国独自の手法で測定・解析費が高額であること、狭隘道路の測定ができない等の欠点がある。
一方、諸外国ではIRI(International Roughness Index)による評価手法が主流となっている。
この手法は、世界銀行が提唱した指標で、安価に測定可能の方法もあることから、今後、我が国においても導入していくことが有効であると考え、平成21 年度にIRI 測定1 号車を、平成23 年度には2 号車を開発した。